2月14日 コノテガシワ
ヒノキ科 クロベ属
針葉高木になります。
原産国である中国では、寺院の庭によく植えられています。
葉を利用して線香を作り、種子は「柏子」と呼ばれる漢方薬になります。
コノテガシワは『大和本草』(1709年)にも記述があり、日本へは相当古い時代に持ち込まれたものと考えられています。
小枝は圧扁して上下両面ともに鮮緑色で、直立して広がり、表裏の区別はつけにくい形です。
コノテガシワの名前は、この枝を子供の掌にたとえたものです。
庭木として植えられるのをはじめ、高さが必要な場合の生垣としてもよく利用されています。
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