2月20日 コチョウワビスケ
ツバキ科 ツバキ属
常緑高木になります。
早咲きの多いワビスケ類にあって、比較的遅咲きの品種です。
花は小輪で、紅色の地に白い斑の入った一重猪口咲き。
品位があり、茶花として知られます。
はじめて文献に記載されたのは江戸時代の園芸書『花壇地錦抄』(1695年)ですが、秀吉が千利休に与えたワビスケとして、
京都の大徳寺総見院の古木が知られています。
「茶席に侘助一輪」の風情を述べるまでもなく、日本人の一つの心情として理解される花木です。
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