3月27日 タムシバ
モクレン科 モクレン属
落葉高木になります。
雪が溶けきるの待たず、タムシバが雪のような純白の花を開き、山肌に新たな春雪を演出します。
本州の日本海側などの多雪地帯に多く見られます。
葉を噛むと甘味があるため、「カムシバ(噛柴)」から変化してタムシバになったといわれます。
コブシと非常によく似ていて、遠目での区別は困難です。
花柄に葉がない点や、葉が細かく裏面が白っぽい点などで区別します。
コブシに比べ樹形は小形で、コブシが平野や丘陵に多いのと異なり、山地に多く分布します。
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