3月28日 ハナノキ

カエデ科 カエデ属

落葉高木になります。

花楓の別名があるように、秋の紅葉が鑑賞の主体になるカエデの仲間にあって、花を鑑賞できるのが本種です。

春、葉の出る前に、美しい花を咲かせます。

雌雄異株で、特に雄花は集まって咲くのでよく目立ちます。

実もほかのカエデが秋に熟すのに対し、5月には成熟します。

長野県の伊那谷や木曽谷、岐阜県、愛知県に自生地があり、愛知県の県木でもあります。

自生地での個体数はあまり多くありませんが、春の開花時には、遠いところからでも樹冠いっぱいに花をつけた姿が目につきま

す。

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