4月5日 オオバベニガシワ
トウダイグサ科 アミガサギリ属
落葉低木になります。
この樹が魅力的なのは、なんといっても春。
直立した褐色の幹に、鮮紅色の新葉が群がりついてよく目立ち、満開の花のようになります。
近づいてみると、枝の先の方に赤い雌しべをつけた雌花と、
その下に黄色花粉をつけた雄花が控えめに咲いています。
春を美しく飾った葉は、梅雨のころにはすっかり緑の葉に変身し、落ち着いた姿になります。
もとは中国東南部原産。関東以南の暖地では、
庭や花壇に植えられているのをときどきみかけます。