6月23日 オオカメノキ
スイカズラ科 ガマズミ属
落葉高木になります。
花期は5月中旬から6月です。
葉が大きく形が亀の甲羅に似ていることからオオカメノキと名づけられました。
また、同じくらいよく使われるムシカリの名称もあり、こちらは葉を虫がよく食べるので「虫食われ」と呼ばれ、それが変化したものといわれます。
葉を虫に食われたものを虫食葉として茶席に生けることもあり、茶人はムシカリの名を好みます。
いずれにせよ、名は体を表すところからついた名前です。
日本全国に自生しますが、個体数は少なく、山地や林縁でもあまり見られません。
庭木として、特に茶庭に植えたい樹です。
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