7月22日 クワ
クワ科 クワ属
落葉高木になります。
クワの果実は6~7月にかけて緑色から赤色になり、黒紫色に熟します。
それを食べた経験があるのはある程度の年代以上の方かもしれませんが、私も唇を紫色に染め、親にしかられた記憶があります。
かつて、生糸(シルク)生産の盛んなころは、蚕の餌のための桑畑が各地にあり、親しみ深い樹でした。
クワの樹皮は和紙の原料にした歴史もあり、黄色く光沢のある材は建築材や器具、家具、茶道具などにも用いられました。
桑畑では葉を収穫するため低く仕立てられていますが、条件のよい場所では7m以上にも育ちます。
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