8月31日 テンダイウヤク
クスノキ科 クロモジ属
常緑低木になります。
中国中南部原産で、日本へは江戸時代に渡来しました。
はじめは薬用として栽培されましたが、た現在では静岡より西で野生し、特に和歌山県におおくみられます。
樹高は3m~4mになり、若い枝は緑色で軟毛があります。
葉は互生し長さ4~6cmの楕円形で、先端は細く、基部から出る3本の葉脈がよく目立ちます。
根は紡鐘状に肥大し、薬用として利用されます。
中国天台山のものが薬用として優れていることから、「天台烏薬」の名がついたといわれています。
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