12月27日 ミズキ

落葉高木になります。

「芽吹きにはいまだ遠き雑木の中、水木の枝は朱のつややか」

と詩にもなるようなミズキの若い枝は、

冬になると朱赤色がいっそう光沢を増し、美しくなります。

名前の由来は、春に枝を折ると多量の樹液がでてくることによります。

そのため、火難よけの縁起木として、新築の上棟式で棟木に取り付ける地方もあります。

また、枝に餅や繭玉をさして、季節の行事とする習慣もあります。

なお、材は白く美しく、細工も容易なため、こけしや寄せ木細工、

箸などに使われることでも知られています。

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