12月10日 カンチク

イネ科 カンチク属

タケになります。

12月に京都や鎌倉を歩くと、すっかり冬枯れした景色の中に、筍を伸ばしたカンチクの生垣や群植が見られます。

細い稈が群がり立ち、細い葉と相まって、優しく独特な風情です。

名前は、晩秋から冬にかけての寒い時期に筍を伸ばすことから。

関東以南の暖地によく植えられています。

原産地は日本ですが、本来の自生地は不明です。

冬の寒さで稈が赤くなるベニカンチクという仲間もあります。

日陰地にも比較的強く、刈り込みにも耐えてくれます。

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